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おせちの語源と由来、例文、英例文

この記事では、「おせち」の語源や由来について解説しています。
語源に関する様々な説を紹介するとともに、例文や英語例文(日本語訳付き)も紹介します。
そのため、「おせち」という言葉に興味がある方は、ぜひ本記事を読んでみてください。

運営者(とみちゃん)

熊本県生まれ。国立高専→国立大学院(情報工学修士)。当時は小さなベンチャー企業2社(現東証プライム市場上場 アカツキ、現JASDAQ市場上場 Speee)、時価総額数兆円規模の大手企業にてエンジニア・インターンシップを経験。Speeeの開発インターンシップ evolution (上級編) にて優勝し、Speee賞を受賞。大学院では、国内最大級のシンポジウムである「情報処理学会 DICOMO2014」にて最優秀プレゼンテーション賞・優秀論文賞を、ワークショップでは「情報処理学会 DPSWS」にて優秀ポスター賞を受賞。その後、大手企業本体の研究所でソフトウェアの研究開発職として従事し、ソフトウェアの上レイヤー~低レイヤーの幅広い開発経験を積み上げる。離婚を経験し、精神的苦痛を和らげるために横浜市から熊本市を電動アシスト付き自転車で走破(1,350km、総日数11日、内雨天時の2日は休憩日)。その後精神面が回復し、現在は子会社の役員室に所属し全社のDXを加速させる仕事に従事しつつ、複数のブログを運営中。

目次

おせちの語源と由来

おせち料理といえばお正月に食べるものだと誰もがわかっていることでしょう。
そもそもおせちとはどのようなことなのかと言うと、簡単や五節句の節目のことを指しています。
五節句とは3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句を始めとし、その他に1月7日、7月7日、9月9日のことを指します。
昔は作物を収穫する季節ごとに、神様に感謝の言葉を伝え、生活に節目をつけていたのです。
無事に作物を収穫することができたら感謝を込めて神様にお供えをする日のことをチェックと呼んでいました。
せっかくの日には収穫物を備えるための調理をし、大漁や豊作を願って、自然の恵みに感謝して食べましたが、その料理のことを節供と呼んでいます。
このような御節を祝うために神様に備えた食べ物のことを御節区と読んだのです。
本来であればお正月だけに食べるものでは無いのですが、1年で1番大切な節目にあたるお正月に振る舞われるようになったのが、この由来や語源と言えるでしょう。

お正月は神様をお迎えした上で、新年の幸福を授けていただくための大切な行事に当たります。
新年を迎えるために神様に振る舞うおせちは、五穀豊穣や子孫繁栄、不老長寿など、様々な意味が込められた山の幸や海の幸などを贅沢に盛り込んでいきます。
お正月は三が日のことを指していますが、お正月の3日間は日ごろは家事に追われている主婦は家事から解放すると言う意味を含めていて、保存が効くものを中心に作られているのが実情です。

おせちの構成を見てみると、実際にいくつかの食材が盛り込まれています。
口取りや祝魚、焼き物や煮物、そのものです。
これらを重箱に重ねて入れることにより、めでたい事を重ねると言う意味が込められているのです。
本来はそれぞれの重箱に収められる分け方が決まっています。
一の重が口取りと祝魚、二の重が焼き物、三の重は煮物、そして四の重が酢の物や和え物、そして五の重は空です。
現在は手軽に一段で収まっているケースが定番となっていて人気となっています。
どんなに高くても3段程度が主流となっているでしょう。
本来は5段が基本の構成となっていることを覚えておきましょう。

それぞれの食材自体の意味や、食材の意味もしっかりと覚えておきます。
まず最初に祝肴ですが、これは数の子、黒豆、田作がメインです。
数の子はにしんの魚卵であり、醤油や味噌につけて味付けされています。
数の子は魚卵が多いので子孫繁栄を願って入れられているのです。
たらこでもいくらでもなく、なぜニシンの卵が選ばれているのかと言うと、二親と言うあて字を含め、夫婦円満の願いも込められているとされています。

そして田作はカタクチイワシの稚魚を少しにして乾燥したものを甘辛く炊いたものです。
畑の肥料に小魚を使った時代があったので、五穀豊穣を祈願しています。
黒豆は黒大豆お砂糖と醤油を使って甘くて空いています。
まめに働く、豆にクラスなどのように、真面目の意味が込められているのです。
その他にもたたきごぼうや紅白かまぼこ、伊達巻、栗きんとんなどはよく知られています。
かまぼこは日の出を象徴する食べ物であり、紅はめでたさ、白は清浄を意味しています。
伊達巻は卵に甘い味付けをして、魚のすり身を混ぜ込んで焼きます。
巻き物の形をしているので書物をイメージしています。
文化の発展や学業成就等の願いが込められていると言えるでしょう。
カステラに似た食感ではありますが、中に魚のすり身が混ざっているのが特徴です。
甘くした雨とくるように懇談を繰りの看護にまとわせたものが栗きんとんです。
どちらかと言うと私に近い料理と言えるでしょう。
この次からもわかるように、金色に輝く財宝をイメージし、豊かな1年を願っています。

そして煮物に関しては、根菜を中心に食材を一緒に煮込むことにより、家庭円満の意味が込められています。
煮しめに使われている食材にも、きちんと意味が込められていると言えるでしょう。
レンコンは穴が空いているので将来の見通しが明るくなることを祈願しています。
里芋は1つの里芋からさらに小さな妹がつながっている特徴があります。
このつながっていく様子から子孫繁栄を祈願しています。
最初に大きな芽が出ることから出世を願っているのが怖いです。
じゃがいものような色をしていますが、調理の際に黄色の着色をして金銭的な豊かさを祈願しています。
そしてエビ1本を頭と胴体全てを使った華やかな料理がエビのツヤ煮です。
鍋で煮たてた合わせ地に新鮮なエビを入れてさっとに食べる料理です。
エビは場合によっては焼き物として入ることもあります。
エビは長いヒゲと加熱調理することで腰が曲がるので、海の老人と言うことから海老と名付けられています。
名前の由来からも腰が曲がるまで上部に長生きするようにと長女の意味があります。

このようにおせちには数多くの意味が込められていることがわかります。
多くの種類や具材、食材そのものに意味がある伝統的なレシピがあり、家庭で作るのはやや難しいかもしれません。
近年は通販で購入し気軽に楽しむこともできるでしょう。

おせちの例文(英例文も併記)

  1. 今年は豪華なおせちを食べました。
    This year we had a gorgeous New Year’s Eve meal.

まとめ

今回は、「おせち」という言葉の紹介と、その使い方の例文をご紹介しました。
この記事がお役に立てれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。

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