この記事では、「アート」の語源や由来について解説しています。
語源に関する様々な説を紹介するとともに、例文や英語例文（日本語訳付き）も紹介します。
そのため、「アート」という言葉に興味がある方は、ぜひ本記事を読んでみてください。
熊本県生まれ。国立高専→国立大学院（情報工学修士）。当時は小さなベンチャー企業2社(現東証プライム市場上場 アカツキ、現JASDAQ市場上場 Speee)、時価総額数兆円規模の大手企業にてエンジニア・インターンシップを経験。Speeeの開発インターンシップ evolution (上級編) にて優勝し、Speee賞を受賞。大学院では、国内最大級のシンポジウムである「情報処理学会 DICOMO2014」にて最優秀プレゼンテーション賞・優秀論文賞を、ワークショップでは「情報処理学会 DPSWS」にて優秀ポスター賞を受賞。その後、大手企業本体の研究所でソフトウェアの研究開発職として従事し、ソフトウェアの上レイヤー～低レイヤーの幅広い開発経験を積み上げる。離婚を経験し、精神的苦痛を和らげるために横浜市から熊本市を電動アシスト付き自転車で走破(1,350km、総日数11日、内雨天時の2日は休憩日）。その後精神面が回復し、現在は子会社の役員室に所属し全社のDXを加速させる仕事に従事しつつ、複数のブログを運営中。
アートの語源と由来
世界中でアートと呼ばれる作品などがありますが、この言葉の由来と語源に関しては、国内では明治時代に欧州から伝わった言葉として知られており、英語表記のartをそのまま読んだ語源になります。
国内では明治時代以前にも浮世絵などを代表とする作品が発表されてきた背景がありますが、この時代にはアートという言葉はなく、欧州から伝わった時点でも、日本語化するためにアートではなく芸術という単語を作り出した背景があります。
従って由来の時期や元々の語源からすると、浮世絵は芸術であってアートではないという表現が相応しいとも言われています。
ところが時代が進化している現在では過去の作品も加えて芸術性のある作品に対してはアートと表現されることが多く、今現在でも多くのシーンで活用されています。
絵画やグラフィックデザインなども範囲とされており、この範囲は既に多くの方が認識をしている内容ですが、国内では表現の方法や作品に関係せずに独自に作り上げた作品の全てに対して用いられている単語になります。
分かりやすい事例ではスイーツ店などがありますが、和菓子も洋菓子も含めてart作品として見た目を重要視している商品も少なくはありません。
食品関連ではスーパーマーケットで販売されているような商品ではなく、基本は唯一無二の食品が該当しているので、独自展開をしている店舗で購入できるスイーツなどが代表的な事例になります。
絵画やグラフィック関連以外でも、彫刻や銅像、アクセサリーや宝飾品などもart作品として使われていることも目立ち、どこでも誰でも簡単に作り出せるものではなく、各ブランドでデザインを施した商品が主に該当しています。
アーティストと呼ばれる職業の方も多く存在していますが、このアーティストもartから派生している言葉になり、語源の元となる絵画やデザインとはかけ離れていますが、アーティストが作曲した楽曲や工芸品や家具類、小物雑貨などを作り上げる方の作品にも適用されている傾向にあります。
例えば工芸品の中には木材を材料にして作り上げたインテリアグッズなどがあり、デザイン性が優れていることや、他では入手できないような注目される工芸品は分かりやすい事例です。
art自体はラテン語由来とされていますが、日本国内に普及をした時期が遅かったことにより、有名な寺院などは国内には多数ありますが一般的にはこのジャンルには適用されないことが基本とされています。
同じように建築物の事例では、単にお洒落な戸建て住宅やマンションなどを建設してもartとは言えないことが前提にあります。
ところが同じ業界でもデザイン性を優先させたデザイン住宅の場合、大型の建造物でも意匠性や希少性、優れたデザイン性を持つ建造物に関しては該当する範囲になることも特徴的です。
絵を描いたりパソコンでグラフィックデザインを作成している方は該当する範囲になりますが、年賀状のデザインのように商業用として広く頒布するようなデザインに関しては例外と考えることができるのではないでしょうか。
平面でも立体物でも音楽のように形の無いものでも該当する作品は数多くあるものの、根底にあるものはどこでも採用されているようなものではなく、装飾品やアクセサリーなど見た目で選ぶような作品、若しくは商品に対しては該当することが多いことは事実になります。
海外から日本を見た際の判断は日本人には分からないことが沢山あり、例えば寺院や神社、仏像や日本刀、宮大工が作り出す木材を材料とした建築材料もアート作品として人気があります。
従って、由来や語源だけで決めるものではなく、数々の作品を見た際に感じ取れる芸術性を伴う作品全般を指していることが目立ちます。
アパレル品にも同じような商品はあり、有名ブランドから限定品として販売されるオリジナルデザインの商品の他、日本国内では着物の美しい絵柄に対しても該当する範囲にあることも事実ではないでしょうか。
希少性から該当する商品のジャンルは非常に幅が広くありますが、自動車関連の業界において考えてみた場合、既に入手することが困難な自動車、尚且つ高額で取引がされている自動車、既に製造中止となっておりボディのデザインに魅了される方が多い自動車も範囲になることも目立ちます。
このような発想では古くて価値のある物だけが該当すると思われがちですが、実際にはそうではなく今現在でも町工場で製造されている金属製の装飾品の他、個人の方であればDIYや工作によって作り出したハンドメイド品も含まれることがあります。
DIYや手作り品のカテゴリではガラス製品を作り出す工房を想像すると分かりやすくなり、グラスやコップ、皿などの食器類を手作りで製作をして販売を行っている場合では、完全一致する商品は存在しないことになり、見た目の良さからart作品に含まれる傾向にあります。
有形でも無形でも他には類が無いような作品で、尚且つ簡単に作り出せない作品を意味していることが基本です。
アートの例文(英例文も併記)
- 美術館で様々なアートを観覧した。
We viewed a variety of art at the museum.
まとめ
今回は、「アート」という言葉の紹介と、その使い方の例文をご紹介しました。
この記事がお役に立てれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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