松竹梅の語源・由来、例文(日本語・英語)
この記事は、「松竹梅」の語源や由来について詳しく知りたい人のための記事です。
松竹梅の言葉の語源・由来のみならず、日本語と英語の例文も提供します。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
松竹梅の語源・由来
松竹梅の語源・由来は以下の説があります。
いわゆる「松竹梅」の源は、中国の「歳寒三友」という画材に由来しています。
歳寒三友は、文人画(当時の高級官僚)で好まれた画題であり、寒中でも松と竹は青々とし、梅は花を咲かせることからこのように呼ばれたと言われています。
これらは「清廉潔白・節操」という文人の理想を表現したものと認識されていました。したがって元来「めでたい」という意味は含まれておらず、松竹梅を瑞祥植物としたのは我が国の先人たちといえます。
なぜ、松竹梅はめでたいか | 東京新潟県人会ウェブ広報
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そのような松竹梅が日本に伝わる過程で、縁起の良い言葉に変化していきました。
松竹梅には松から格別が高い序列がありますが、長寿の象徴になった時期の順番に関係があります。
- 平安時代から樹齢が数百年もある長寿の象徴になった「松」
- 室町時代から子孫繁栄の象徴になった「竹」
- 江戸時代頃から気高さや長寿の象徴になった「梅」
松竹梅の例文(日本語・英語)
- この鰻屋では鰻の量に応じて松竹梅の3種から選ぶことができる。私はうなぎをたくさん食べたかったので松を注文した。
At this eel restaurant, you can choose from three types of eel, Matsu(pine), Take(bamboo), and Ume(plum), depending on the quantity of eel. I ordered Matsu(pine) because I wanted to eat a lot of eel. - 松竹梅の3つのコースがあるが、松は高すぎるし最安の梅を頼むと恥ずかしいから竹コースを頼むことにした。
There are three courses: Matsu(pine), Take(bamboo), and Ume(plum). I decided to order the Take(bamboo) course because Matsu(pine) was too expensive and ordering the cheapest Ume(plum) would be embarrassing.
まとめ
今回は、松竹梅の語源や由来を探ってみました。また、日本語と英語の例文も見てみました。
本記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございました。
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